良い車の査定額が高いとは限らない

良い車が高額査定となるとは限りません。
世の中には、知る人ぞ知る名車は沢山あります。
車に詳しい人から言わせると、人気車種よりも優れていると太鼓判を押されるような車種でも、一般層への知名度が驚くほど低い車種も少なくないのです。
その逆に、人気抜群なのに車に詳しい人から言わせると、欠点だらけの車だという場合も多いです。

しかしこれは無理も無いことです。
みなさんも車に乗り始めて、まだ1台2台しか車を運転していなかった頃、その車が他の車に較べて優れているのかどうか、冷静に判断出来たでしょうか?
燃費が良い悪い位は判断できたかもしれませんが、走行性能やハンドリング、足回りの良し悪しといった事に関しては、イマイチピンと来なかったはずです。

中古車を売りに出した時、いくらになるのか・・・
それは市場での人気が高いか低いかによります。
買取業者がその車を買取、再び売りに出した時いくらで売れるかが査定額を決めるのです。
人気は必ずしも車の良し悪しによって決まるものではありません。
メーカーが宣伝に力を入れているかどうかといった事も重要です。
ですから中古車の価格というのは、必ずしもその車の良し悪しを正しく反映しているという訳でもないのです。